「採用面接は部屋に入った瞬間で合否が決まります!」就職活動セミナーなどでナントカアドバイザーなる肩書の先生と呼ばれるところのおばちゃん中年女性が、なぜもってそこまで自信満々なのか?と言わんばかりにキッパリと根拠のない持論を展開しておられますが、果たしてその情報の信憑性は如何に?
この記事では、真実であるかのように語られる「面接は入った瞬間で合否が決まる!」という、まるで面接官が求職者の能力を計測できるスカウターを持っているか、或いは求職者の性質やここに至った背景を見抜けるエスパー能力を持ち合わせているかのようなこの名言のカラクリを説明しています。
この記事を読み終わる頃には、きっと面接に入った瞬間で内定がもらえる能力が身についていることでしょう。
面接は第一印象がすべて!は本当か?
就職活動中の学生、転職を視野に求人検索をしている経験者、はたまたバイト面接を控えているフリーターの方などなど、仕事に就く前にあなたの前に立ちはだかる壁「面接」。あなたは面接が得意ですか?苦手ですか?
まあ、一部を除いてほとんどの人が「苦手だ」と言われます。そもそも得意なやつなんているんかい?って話なんですが、ここでは特に「苦手だ」と言われる方が気にしていると思われる「面接は部屋に入って面接官と対峙した瞬間で合否が決まっている」という誰が流布したのかわからない無責任な都市伝説についてのお話です。
就活セミナーやハロワの相談員、就活サイトの記事でたまーに漏れ聞こえる「面接は入った瞬間で合否が決まる」「だから第一印象を磨け」的な安直なアドバイスは、
真に受けないほうが良いです。
そりゃあね、Tシャツにスリッパで面接を受けたら「入った瞬間に否が決まる」でしょうけども、面接を受けるほとんどの人間がリクルートスーツを着て、大きな声で挨拶をして入室し、ほのかな笑顔でハキハキと面接官の質問に応える訳でしょ?それでも受かるやつは受かるし落ちるやつは落ちるわけです。
落ちたやつは落ちた原因を「挨拶の声のボリュームが足りなかった」だとか、「笑顔が足りなかったからだ」だとか、印象面にばかり目を向けるから
落ち続けるわけです。
採用担当は採用で飯食ってるんです。採用の成功失敗で社内の評価を受けるんです。そんな人が「おっこいつ元気いいな!内定!」なんてノリで採用するわけないですよね。私だったらそんな採用をする会社には入りたくありません。
面接は「入った瞬間で合否が決まる」の本当の意味
面接で不採用となる原因・理由は単純。「採用基準を満たしていなかったから」です。
採用基準に「印象」が占める割合は如何ほどのものでしょう?ぶっちゃけ「印象」はマイナスには大幅に振れることはあっても、プラス加点はほとんど無いに等しいと考えます。つまり相当横柄な口のきき方で目つきも悪くマナーもなっていないようなやつは超絶マイナス80点で不採用となり、ハキハキ爽やかマナーきっちりで1点追加ぐらいのものでしょう。
つまり、印象良い服装、マナー、対応は「当然」あって然るべきで、合否に特に影響はありませんです。
むしろ他の採用基準に目を向けて面接の準備に取り組む方が建設的と言えます。面接官が求職者に求めるニーズは「印象」ではなく、採用することによって会社や面接官(採用担当)がいかにメリットを受けられるか。それだけです。


