介護の現場って夜勤があるよねー
介護職初心者や、今から介護職になりたいって考えている人にとっては、夜勤という特殊な環境にとっても不安を持ってたりするんだけど、実際はどんな感じなの?
確かに、今まで普通の仕事をしていた人にとっては、夜勤という働き方は経験のない未知の領域じゃの。
誰でも未知の領域ってのは不安でいっぱいなもんじゃ。
今回の記事では介護職の「夜勤帯」で起こっているいわば「夜勤あるある」を羅列してみます。当方の経験や見聞きしたものなど、実際に起こった事を紹介していますので、現在介護職で勤務している人は「あるある」と共感して頂き、未経験で介護職に挑戦しよう!って人には「そんな感じなのかぁ」って参考にしてみて下さい
介護職の夜勤現場|利用者・入居者のあるある
ナースコール連打・センサー頻回反応
施設の形態や運営法人の方針、人員基準などによってまちまちですが、夜勤帯は概ね20人程の利用者に対し1人の職員で対応します。
日によって入居者のコンディションも違うので、最悪の日に当たるとナースコール連打、センサー鳴りっぱなしで職員対応に走りっぱなしの日も。
普通夜は寝るものなんですがねぇ、「満月には血が騒ぐ」的な感じであの方もこの方もムクムク起き上がって歩行器も持たずにウロつくわけです。これ原因は様々でして、不定愁訴の人もあれば昼夜逆転してる人、過活動膀胱でトイレに行っても行っても「なんだかまた出るような気がする」人など様々。
ただ、最も大きな原因の一つは「日中の過ごし方」です。
日勤帯の職員が面倒くさいから人手が足りないから日中に入居者を安易に寝かせてしまってたりして、夜に元気いっぱいになっているわけです。
こんな日の夜の詰所では「日勤マジ誰よ!」とシフトを見ながら「またあいつや。マジ信じられない!」なんて職員間の信頼関係に亀裂が入る事態になったりもしています。
毎晩夜中詰所にやって来て「ちょっと家に帰ろうと思うんだけど」
「あなたの家はここですよ」と心の中で答えながらニッコリ笑顔で対応します。
いろんな理由で施設に辿り着いてきている方々ですし、けっして施設入居を望んではいなかった方もいらっしゃいます。
あなたも私も誰だって、住み慣れた土地の住み慣れた自分の家の自分の部屋でゆっくりしたいもんです。枕が違うとうんぬん的なものでしょう。
帰りたいと言っている家の事や、帰りたい目的、ご家族の事や現役時代のお仕事の事など、思いを聞いて差し上げ、「もう遅いからとりあえず横になって、明日の朝帰りましょう」と優しく促しましょう。
部屋の鏡に向かって会話が盛り上がっている
巡回の時間、シーンとした真っ暗な廊下を懐中電灯を持って1室1室巡回確認をしていると、通りがかりの1つの部屋では笑い声や話し声で盛り上がっているじゃありませんか。
「あら、お宅様もそうなんですか?わたくしも先日そこには参りましたのよ~」
「あら、そうですかぁ~ それは大変でございましたねぇ」
といった正に「世間話」といった楽しそうな会話が聞こえているので、その部屋にそっと失礼すると・・・
本人様が鏡に写るご自身と楽しそうにお話をされていて、部屋を覗いている当方の姿に気づくと「あら、こっちにきなさい」と近くに招かれ「いつもこの方にはお世話になっていますのよ」と丁寧にご紹介までして頂いたので、とりあえず当方もご挨拶をさせて頂きました。
まあ、 なんだか・・・ほっこりしますよね。
夜中の廊下徘徊
夜勤帯って共有部分の電気を落とすんですよ。だから廊下は真っ暗な状態なんですが、夜間巡回でエレベーターの扉が開き、1歩降りた先を懐中電灯で照らすと、白いレースのワンピースを着て白髪頭を振り乱した老婆が棒立ちしている姿に出くわしたら、ほぼ100%心臓がキュッとなりますよねぇ(´・ω・`)「わふひょうッ」とか変な声出ましたもん。
眠れない入居者さんが、スタッフを探して廊下をウロついていたらしいのですが、マジ勘弁って話ですね。
明け方の全更衣&前リネン交換
そもそもおむつは漏れないように着けて頂いているのですが、蒸れるのか痒いのか気持ち悪いのか、無意識におむつをいじって外してしまう利用者さんがいらっしゃいます。
2時間前にパット交換したときは異常なし。もうじき朝という夜勤疲れもピークになる4時頃。おむつ外して全身びっしょりの姿を発見した時には、無かった事にしてそっと開けたドアを閉めたくなります。
そういうわけにはいかんので、疲れた身体を鞭打ち、車いすに移乗して全更衣、その後リネン交換をして再びベッドに移乗。作業途中で追い打ちをかける如くナースコール・・・
疲労困憊の明け方はパフォーマンス激落ち状態なので、普段は20分弱程度の作業も倍の時間がかかるんですよね(´・ω・`)
まとめ
なんだか夜勤って大変な事が多いんだね。
夜は皆寝静まってて、安否確認の巡回をする程度だと思ってたよ。
夜勤はとにかく日によって「当たりハズレ」が多いのじゃよ。
上で述べた例のように、その日の入居者のコンディションの他、ペアになってシフト入っている職員が誰か?というのも、当たりハズレの重要な要素の一つじゃな。
今回の記事では、利用者(入居者)対応の夜勤あるあるでした。
次回の記事では、夜勤あるあるスタッフ関係編をご紹介。筆者が見聞きした話、実体験を踏まえたエピソード等をお話していきます。


